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個人が売るチェキ、DMで受けるか|お金と住所のやり取りで比べる

2026-09-02(2026-09-15 更新)

個人でチェキを売るとき、XのDMで受ける人は多いはずです。間に立つ会社も、経理の担当もいません。お金を受け取るのも、住所を受け取るのも、自分のアカウントの中で起きます。

4つの手段を比べた記事では、手数料や手間を軸に整理しました。この記事では、手数料ではなく「お金と住所のやり取り」だけを掘り下げます。判断が分かれるのは、たいていここだからです。

お金のやり取り — 自分の口座情報を、誰に渡しているか

DMで受ける場合、買い手に振り込んでもらう先を、こちらから伝える必要があります。銀行口座、PayPayのID。買った人全員が、それを知ることになります。

支払われたかどうかの確認も手作業です。「振り込みました」という申告と、実際の入金明細を、注文のたびに突き合わせます。件数が増えるほど、この照合が負担になります。

ページ経由(SellPageのようなカード決済つきのツール)では、買い手はカード情報を入力し、売り手は口座情報を一切渡しません。振込先の口座は、決済会社に登録した自分の口座であって、買い手に見せるものではありません。支払われたかどうかも、注文の状態として自動で確定します。「振り込んだと言われたが実際には届いていない」という照合作業自体が発生しません。

銀行口座を伝えるということは、本名を伝えるということ

ここが見落とされがちです。銀行口座は、口座番号だけでは振り込めません。金融機関名、支店名、口座番号、そして口座名義をそろえて伝えることになります。

個人の口座の名義は、本名です。つまり、銀行振込で受けると決めた時点で、買った人全員に本名を伝えることになります。活動者名で活動していても、振込先を伝える1回で外れます。

同じことを気にして、カードの利用明細に本名が出ないかを調べる人がいます。カード決済のほうは、設定で本名が出ないように塞げます。銀行振込には、塞ぐ場所がありません。名義を伏せて振り込んでもらう方法が無いからです。

振り込んでもらうと、買い手の本名もこちらに出る

逆向きも同じです。振込の入金明細には、振込人の名義が記録されます。誰から入ったかを照合するために見る欄が、そのまま買い手の本名です。

聞いていないのに分かってしまう、という状態になります。カード決済では、売り手の画面に出るのは配送先の氏名と住所で、これは送るために必要だから出ている情報です。振込名義は、照合のために見た結果ついてくるもので、必要だから取ったものではありません。

住所のやり取り — どこに残るか

DMで受ける場合、買い手は住所をDMのメッセージとして送ってきます。この文章は、送った側にも受け取った側にも、チャットの履歴としてそのまま残ります。あとで消したつもりでも、相手の端末には残り続けます。

探すときも履歴をさかのぼることになります。発送の直前に住所を確認しようとして、雑談の間に挟まったメッセージを探す、という動きです。件数が増えると、どの住所がどの注文のものかも分かりにくくなります。

ページ経由では、住所は決済画面の入力欄に入力され、注文の記録として保存されます。注文ごとに紐づいているので、探す動作がありません。SNSのやり取りの中に住所の文章が混ざることもありません。

2つの軸で並べると

DMで受ける ページ経由
売り手の口座情報 買った人全員に伝える 渡さない
売り手の本名 口座名義として出る 出ない
買い手の本名 振込名義として出る 出ない(配送先の氏名は出る)
入金の確認 申告と明細を手で突き合わせる 注文の状態として自動で確定
住所の受け取り方 チャットのメッセージ 決済画面の入力欄
住所が残る場所 双方の端末のチャット履歴 注文の記録
手数料 かからない かかる
始めるまでの準備 要らない 特商法の確認と、本人確認・口座の登録が要る

どちらが向いているか

数件だけなら、DMでも成立します。手数料もかからず、始めるのに何の準備も要りません。ページ経由は売る前に、特定商取引法の表記の確認と、本人確認・口座の登録を通す必要があるので、1〜2件のために構えるには重いという判断はあり得ます。相手が知っている人だけなら、本名が出ることも問題になりません。

件数が増えるほど、DMの負担は増えます。入金の照合も、住所を履歴から探すのも、注文の数だけ積まれます。

そして負担とは別に、戻せないものがあります。口座を伝えた相手には、もう伝わっています。あとからページ経由に切り替えても、それまでに伝えた本名は取り消せません。本名を出さずに活動しているなら、件数が少ないうちから、ここだけは分けて考える理由があります。


この記事を書いているSellPageは、個人がチェキを売るための通販ツールです。決済はカードで完結するので、口座情報も本名も買い手に渡らず、入金を手作業で照合することもありません。

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