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チェキ風カードの作り方|サイズ86×54mmと、印刷の選び方

2026-09-04(2026-09-13 更新)

この記事は、個人が売るために作る場合の話です。受注生産で注文を受けてから刷る前提で書いていて、収納・飾り方・買取は扱いません。

チェキ風カードは、顔を出していなくても売れる商品として成立しています。ただ、いざ作ろうとすると最初に止まるのは寸法です。何mmで作れば、チェキに見えるのか。

実物の寸法は、公表されている

富士フイルムの仕様に、そのまま書かれています。

instax mini
フィルムサイズ 86mm × 54mm
画面サイズ(写真が写る範囲) 62mm × 46mm

チェキに見えるかどうかは、この2つの関係で決まります。カード全体が86×54mm、その中の62×46mmだけが写真で、残りが白いフチです。

差を計算すると、横に8mm、縦に24mmの余白があることになります。縦の余白のほうが3倍あります。この余白は上下に均等ではなく、下側が広く取られています。名前やサインを書くのはそこです。

上下の配分までは仕様に書かれていません。きっちり合わせたいなら、実物を1枚手元に置いて測るのが確実です。

データは、印刷する解像度から逆算する

寸法が決まれば、あとは掛け算です。

解像度 カンバスの大きさ
300dpi 1016 × 638 px
350dpi 1185 × 744 px

やることは、この大きさのカンバスに白い枠を作り、上寄りに絵を置くだけです。特別なアプリは要りません。レイヤーが使えて、px単位でカンバスを指定できれば、普段使っているもので足ります。

テンプレートは、この数字そのものです。1016×638pxのカンバスを1つ作れば、それがチェキ風カードのテンプレートになります。配布されているものを使う場合も、見るところは同じで、この寸法になっているかどうかです。

印刷は3つある

1. コンビニのマルチコピー機

プリンタを持っていなくても試せます。画像を登録しておくと、店のコピー機で刷れます。ネットプリント(略してネップリ)と呼ばれているのがこれです。

用紙 料金
セブン-イレブン(netprint) L判 89×127mm 40円
ファミリーマートなど(ネットワークプリント) 写真用紙 L判 30円

(2026-09-04 に各サービスの料金表で確認)

L判はチェキより大きいので、切ることになります。そして計算すると、L判1枚にチェキ風カードは2枚並びます — カードを横向きに置くと86mm ≤ 89mm、それを縦に2枚重ねて108mm ≤ 127mm。

ただし、このとき横の余白は3mmしか残りません。フチなし印刷の位置ずれと、手で切るときのズレを考えると、切り代がほとんど無い配置です。

データはL判で作ります。刷られるのはL判1枚なので、カンバスもL判の大きさにして、その中にカードを置きます。

300dpi 350dpi
L判(89×127mm) 1051 × 1500 px 1226 × 1750 px
チェキ風カード(86×54mm) 1016 × 638 px 1185 × 744 px

300dpiで見ると、カードを2枚重ねた高さは638×2で1276px、L判の1500pxとの差は224px(19mm)。横は1016pxに対して1051pxで、残りは35pxです。上下は余りますが、左右は余りません。

コンビニで刷るなら、350dpiで作ります。セブン-イレブンの案内では、Lサイズの推奨画素数は1074×1524px(150万画素相当)以上です(2026-09-06にFAQで確認)。

300dpiのL判(1051×1500px)は、両辺ともこれを下回ります。この推奨をL判の寸法から逆算するとおよそ305dpiにあたるので、300dpiでは少し足りません。350dpi(1226×1750px)なら満たします。

刷るのが1枚でも2枚並べでも、送るファイルはL判1枚ぶんです。コンビニで刷る前提なら、カードのカンバスも350dpi(1185×744px)で作っておくと、L判に置いたときに引き伸ばさずに済みます。

確実にやるなら、1枚だけ置いて刷ります。このときカード1枚あたりL判1枚を使うので、単価は30〜40円。2枚並べれば半分の15〜20円になりますが、切り代と引き換えです。

2. 家庭のプリンタ

L判の写真用紙が使える機種なら、同じことができます。違うのは、刷り直しに店へ行かずに済むことです。フチの太さや色の出方を確かめる段階では、その場で直して刷り直せるぶん早く回ります。

3. 印刷所

枚数が増えてから考える選択肢です。同人グッズを扱う印刷所を使う道ですが、何枚から刷れるか、裁断まで済むか、箔押しができるかは、印刷所によって違います。

具体的な店名と価格はここに書きません。仕様も料金も変わるので、書いた時点で古くなります。代わりに、見るところを挙げます。

  • 1枚から刷れるか(最低部数が100枚単位のところもある)
  • 裁断してくれるか(自分で切らずに済むかどうかで、手間がまるごと変わる)
  • 納期(受注生産で売るなら、発送目安をここから逆算することになる)
  • 用紙(実物のチェキに近い厚みか、薄い紙か)

売るときは、実物と分けて書く

作り方の話ではありませんが、ここまで作った人が次に必ず当たるので書いておきます。

チェキ風カードは、実物のチェキとは別の商品として売られています。商品名に「チェキ風カード(チェキではありません)」と書いている出品が実際にあります。説明文の雛形にある「1枚ずつ現像した一点物」という一文も、印刷物には当てはまりません。

値段も別です。BOOTHの268件を調べたときの中央値は、実物のチェキが1,000円、チェキ風カードが550円でした。

なお、他人の作品やキャラクターを元にして作る場合の話は、この記事では扱っていません。版権キャラのコスプレを撮って売る場合は、個人がコスプレのチェキを売るで扱っています。


この記事を書いているSellPageは、個人がチェキを売るための通販ツールです。受注生産なので、先に何十枚も刷っておく必要はありません。1枚試して仕上がりを確かめてから、売り出しを立てられます。

SellPage でチェキを売れます

在庫を持たずに始められます。手数料は5.5%、振込のときに500円。

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