受注生産でチェキを売ると、注文が入ってから作ることになります。そこで先に決めておくのが発送目安です。ここで書いた一文は、あとから買い手に見せる約束になります。
個人で売る場合、この日数は自分の生活の都合ごと決めることになります。作業を引き継げる人はいませんし、本業や学校がある日は動けません。会社の出荷体制を前提にした日数とは、決め方が違います。
迷うなら、既定の「2週間以内」のままで足ります
先に結論です。SellPage の既定は「ご注文から2週間以内に発送」で、初めて売るならこのままで構いません。
理由は2つあります。縮めても得がないこと。早く送れたなら早く送ればいいだけで、目安を短く書く必要はありません。買い手が見るのは「いつまでに届くか」であって、最短がいつかではありません。
そして、短く書くと守れなかったときに連絡の手間が発生することです。目安を過ぎれば、遅れの連絡を自分で書くことになります。1週間にして守れないより、2週間にして10日で送るほうが、やることが少なくて済みます。
ほかに「1週間以内」「1か月以内」を選べます。自分で書くこともできます。変えるのは、実際に1件通してみて「2週間では足りない」と分かったときで間に合います。
書いた一文が、そのまま4か所に出る
SellPage の場合、設定の「発送目安」に入れた文字列は、そのまま次の4か所に出ます。
- 売り出しページの「発送目安」
- 注文したあとの画面
- 買い手に届く注文確認メール
- 特定商取引法に基づく表記の「引渡し時期」
言い換えられません。表記の「引渡し時期」は、設定の文字列そのものです。だからここは、必ず守れる日数にします。最短でできた日数ではありません。
自分で決めるなら、積み上げて出す
既定を変えるなら、受注生産で注文が入ってから発送までに挟まるのは、だいたいこれだけです。
- 作る — 撮る、または刷る
- 書く — 名前やサインを入れる
- 包む — 厚紙とスリーブ、封筒
- 出す — ポストか窓口へ
- 届く — 配送の日数
それぞれ何分かかるかは、ここには書きません。撮る枚数も、書く量も、家からポストまでの距離も人によって違います。1件目を通したときに、自分で測るのが確実です。
そのうえで、足し忘れやすいものが3つあります。
- 配送の日数。出した日は発送日であって、届く日ではありません。普通郵便なら数日かかります(送り方の記事)
- 印刷所を使う場合の納期。チェキ風カードを印刷所で刷るなら、その納期が丸ごと積まれます(作り方の記事)
- 自分の予定。本業や学校がある日は動けません。「作業できる日が週に何日あるか」で割ると、実際の日数が出ます
変えると、すでに公開しているページにも効く
発送目安は売り手ごとに1つの設定です。売り出しごとではありません。
つまり、設定を変えると、すでに公開している売り出しページの表示も変わります。特商法表記の「引渡し時期」も同じです。
送料とは挙動が違います。送料は売り出しを作るときにコピーされるので、設定を変えても既にあるページは変わりません(設定画面にもそう書いてあります)。発送目安のほうは、開くたびに今の設定を読みます。
すでに注文した人には、注文時のメールに書かれた文言が残ります。設定を変えても、そのメールは書き換わりません。
過ぎても、自動では何も起きません
ここは知っておいたほうがいい挙動です。発送目安を過ぎても、SellPage の側では何も起きません。
- 買い手に督促のメールは飛びません
- 注文が自動でキャンセルされることはありません
- 売り手に「過ぎています」という通知も出ません
注文はそのままの状態で待っています。つまり、遅れたことに気づくのも、動くのも売り手です。放っておけば、買い手から見ると何も起きていない時間が続くだけになります。
だから、期限を自分で見ておく必要があります。注文が入った日と目安の日数から、いつまでに出すかを自分のカレンダーに置いておくのが確実です。
遅れそうなときは、こちらから連絡する
注文の詳細に買い手のメールアドレスが出るので、そこから直接連絡できます。
書くことは3つです。遅れていること、いつになるか、いま何をしているか。順番もこれで足ります。
日にちが読めるとき:
○○様
ご注文いただいたチェキについてご連絡です。
発送目安を過ぎており、申し訳ございません。
○月○日ごろの発送を見込んでおります。
撮影は済んでおり、いま名前をお書きしている段階です。
到着まで今しばらくお待ちください。
日にちがまだ読めないとき:
○○様
ご注文いただいたチェキについてご連絡です。
発送目安を過ぎており、申し訳ございません。
現在○○のため作業を止めており、
発送日を申し上げられない状態です。
○月○日までに、改めて見込みをご連絡します。
ご希望であれば、返金の対応もいたします。
日にちが読めないときに、読めるふりをしない。適当な日を書くと、その日も過ぎたときに2度目の連絡をすることになります。次に連絡する日だけを約束するほうが守れます。
返金にどう応じるかは売り手が決めることなので、上の一文は要らなければ外してください。なお返金は注文の全額を戻す形で、一部だけ返す操作はありません(返金の記事)。
発送したことは、自動で伝わる
SellPage では、注文を発送済みにすると、買い手に「発送しました」のお知らせが自動で届きます。だから発送の連絡だけは、手で書く必要がありません。
手で書くのは、遅れるときの連絡だけです。
この記事を書いているSellPageは、チェキ専用の通販ツールです。発送目安は設定に1つ持つと、売り出しページと特定商取引法の表記の両方に出ます。表記を別に書き起こす必要はありません。